山犬嶽、本楽寺、祖谷のかずら橋

230826

かなりポップな壁画。全く似合わない急な上り坂が続きます。朝の7時くらいだったせいか、対向車には一台も出会いませんでした。

映画「人生、いろどり」のロケ地だったようです。

天空の集落感が壮大。

元々駐車場はなかったそうですが、住民の方のご厚意により路肩駐車場ができたそうです。ここに来る急坂でフィットにはかなり無理をさせてしまいました。ごめん。

300mくらい歩くと、登山口に着きます。

網を開けたら閉める。なんのための網なんだろう…。

結構急で荒れている道が続きます。

コケの名所の前にコケが生い茂ってて写真撮っちゃった。

拝むところが多いな~。

「苔の名所」。見ごろは7月~10月。今年の暑さで苔が焼けてしまってるかな、と少し心配してましたが、この通り苔モリモリでした。

真夏日にも関わらず、長袖で行けました。涼しい~。緑で囲まれて目に優しく、ジブリみたい。虫が少ないのもかなり嬉しい。蜘蛛がいたくらい。

岩にコケがびっしり。人が少なくて神聖な気分。観光の穴場スポット。入口の看板には「勝浦の唯一の観光地です。きれいに利用できない方はご入山はご遠慮ください。」と書いてあったため、多くの方に見ていただきたいとともに荒らしてほしくないです。

山犬嶽の両脇には「府殿」と「樫原」の棚田があるので、見逃さないでください。丘陵な土地での棚田は圧巻です。ただ、道がかなり狭いので対向車がかなり怖いです。庭の作業をしていた車が道を塞いでいたため、別ルートから下山しました。

「本楽寺」。吉野川を借景(景観を借りた)とした美しい庭。ヨーロッパの公園などは借景を多く取り入れていると大学の友達に聞いたことがあります。日本でもどんどん取り入れてほしいと思いますし、ちょっと勉強したい。

これは、生け花?盆栽?木の曲がり方、生き生きしてる。

枯山水も借景も人生で初めて見ました。

建物の裏の小高いところに茶室があります。

立派な岩。

茶室に登る途中は美しい苔道となっており、簡易の滝のようなものもあります。涼しい景観と涼しい水音。

茶室、に入ったのですが誰もいなかった。きょろきょろしてると洗濯中のおばあちゃんと目が合い、「すみません、抹茶飲めますか?」と聞くと「はいは~い!ちょっと待ってて~!」。優しく陽気なおばあちゃん。

待ってる間、奥の茶室で待たせてもらいました。

お客様の出入り口。刀がつっかえるように狭い入口にしている、だったかな?たしか。外にはバケツとホース。おばあちゃんが踏み石を清掃していたそうです。

お茶をたてる人と、お菓子を持ってくる人の入り口も別々みたいです。この茶室は、事前予約で利用することも可能らしいです。お茶の教室にいいですね。

これで400円。かなりコスパいい!干し柿みたいの好き。

おばあちゃんから「愛媛行ったら砥部焼と宇和島の刺身、特に関サバがおすすめ」だと聞きました。

帰る前にしっかり借景を写真に収めました。めちゃくちゃ天気が良かったのはこの時までで、この後は大雨、豪雨。「祖谷のかずら橋」に向かう途中でモンベルで折り畳み傘を購入しました。

道の駅の真向いの駐車場が300円で一番安いです。

夜はライトアップされるそうです。さすが徳島観光の主力。

橋のふもとで料金を払います。500円。

やっぱり重厚さと日本じゃない感がすごい。

足抜けそう。サンダル落ちそう。

豪雨のせいで川がゴウゴウ。

すごい綺麗なんですがね。。

男の子、号泣してました。あの場所まで行っちゃったら「進むも地獄、戻るも地獄」ですね。

かずらのみで作るには材料が足りないらしく、鉄線が入っています。安全面においてもこの方がいいですね。

祖谷のかずら橋から少し降りると「琵琶の滝」があります。平家が琵琶を弾いたことで有名だそうです。女性二人がずっと写真撮っていた。滝って写真撮るの難しいよね。家族写真撮影のお手伝いもでき、貢献欲が満たされた。

高地に向かう道中。豪雨。

夕食は「鳥心」のチキン南蛮定食。オーロラソース、ごはんがすすみます。コンソメスープも塩味が強くご飯がすすみます。500gのご飯は多すぎたかも…。やっぱり白米は新潟の方が美味しいかも。

宿泊は快活クラブ。日本酒持ち込んで飲んでました。甘くておいしい。

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